2016年6月4日土曜日

腹腔鏡下手術トレーニング in 台湾

もう6月です。年に数回、医局員が順番に参加させていただいているイベントです。台湾は日本の真夏の様でした。
IRCAD Taiwan General Surgery Course参加して、腹腔鏡手術トレーニングを行ってまいりました。参加国はアジアの各国(香港、フィリピン、マレーシア、タイなど)から多数参加しておりました。日本からは当院から2人、岩手医大から1の計3でした。スケジュールとしては、午前中は9時から1330分まで講義があり1430分から1830分まで豚を使った実習があります。講義内容は、胃、食道、大腸、膵はもちろんのことバリアトリック手術、内分泌領域、ロボット手術をふまえた将来の内視鏡外科手術の展望まで、幅広くありました。実技実習前に、手術手順のビデオ説明がありヘルニア、胃腸吻合、腎臓部分切除、肝右葉切除、胃全摘術、食道ヘルニア手術等行いました。初日の夜は、全員懇親会があり参加者各国の歌を歌いながら親交を深め、情報交換ができました2以降は、病院地下の食堂や施設からタクシーで10分ほどの鹿港(ルカン)という、観光客がほぼ皆無の町で食事をしました。現地の人は皆親切で、コンビニ店員さんがタクシーを呼んでくれたり、少し車道側を歩いていると<車が来た、危ないよ(台湾語でそのように言っていた風でした)>と声をかけてくれたりしました。

とても充実した5日間でした。このような機会をくださった山本雅一教授、秀傳亞洲遠距微創手術中心の黄明和教授吳鴻昇教授に感謝申し上げます。また、医局の先生方にも感謝申し上げます
教育施設

大きなラボです
 
鹿港(ルカン)という町。活気があります。

コンクリート敷きのオープンな食堂。