外の寒さや街の雑踏も年末そのものになってきました。皆様にとってどんな一年でありましたでしょうか。年末恒例の消化器年次総会では、本年投稿された英語論文の集計、新規専門医取得者、学位取得者など今年の成果が発表されました。目標をもって、研究、診療にあたることは自分をたかめるため、またそれは患者さんのためにつながることに違いありません。成果をだせた先生方おめでとうございました。
年末の恒例行事のひとつ、クリスマス回診も病棟をあげて今年も楽しくおこなわれました。回診は医局員総出でおこなわれ、サンタクロースにふんした先生や、トナカイのキグルミの先生、さらに、なぜかサルの全身タイツ姿の先生も回診の列にいらっしゃいました。山本教授が入院患者様全員に声をかけて、皆さんひとりひとりのクリスマスをお祝いいたしました。
また、年明けには、例会(消化器病センター、関連病院、同門の先生方による研究報告会)も行われます。発表準備の追い込みで忙しい先生も多々お見かけします。
寒々とした街路樹たちも、数か月もすれば花が咲き青々と生茂るのでしょう。個人的には、この時期の乾いた冷たい風とあわただしい空気も、好きであります。
2011年12月29日木曜日
2011年12月17日土曜日
忘年会
皆様、お疲れ様でございます。忘年会シーズン真っ只中です。去る12月14日、われらが消化器病センターの大忘年会が盛大に行われました。事務の方、病院関係者の方はもちろん、同門の先生方が多数参加し、大いに盛り上がりました。特に、恒例の「出し物」が例年どおり行われ、病棟や手術室の看護師さん、内科、外科の医師たちが個性的な芸を披露してくれました。みなさんのあふれるパワーに感銘を受けた次第であります。また、同門の先生方や、出張先の先生方とも久しぶりに情報交換でき、有意義な時間を過ごせたと思います。色々とお世話になった先生方と、このひと時に語り合えると、自分が医師としてとおってきた道、つらいこと楽しいことを含め(もちろん自分たちが芸したことも)ふと思い出します。芸する前のあの緊張感はやみつきになったものでした。
2011年9月3日土曜日
肝臓移植です。
9月になりました。今年度も半分が過ぎようとしております。東京女子医科大学消化器外科では、入局をお考えの方、いつでもお待ちしております。早い遅いはありません。そろそろ来年のことを本腰いれて考える人、今のことで精いっぱいのひと、ひと夏の思い出にひたっているひとも、興味がある方はぜひご連絡ください。 さて、消化器外科といえば、癌の切除などが思い出されますが、大学病院では<臓器移植>もおこなわれております。当科では、<生体肝移植>がおこなわれております。これまでも、長年おこなわれてきましたが本年度はさらにまた力がはいっております。特殊な治療であり、手術も術後管理も多くの医者が一丸となって治療する様は圧巻であります。
2011年8月24日水曜日
外科医教育~消化管吻合/血管吻合~
残暑お見舞い申し上げます。皆様、夏休みはいかがお過ごしでしょうか。
東京女子医科大学消化器外科では、月に一回、定期的に「消化管吻合」「血管吻合」の講習会(ドライラボ実習)を開催しております。講師は江川裕人教授であります。
対象は外科医局員でありますが、研修医はもちろん、若手から大人?までの希望者が、ぞろぞろ開催場所であるカンファレンスルームにやってきます。部屋の前面には大きく実際の門脈吻合の様子が繰り返しビデオでながれており、長机に並べられた模擬腸管や模擬血管を本物の針糸で各々がもくもくと吻合します。隣にいる先輩に確認したり、吻合したものを江川教授にチェックいただいたりとマンツーマンで実習はすすめられます。時間は18時から21時まで自由に参加できるため残務の途中でも出たりはいったり可能です。もちろん指導の先生は教室にずっといてくれます。
普段最前線で手術されている先生もご自身で練習されておりました。この気持ちがあってこそ正確な手術が可能なのだと思いました。外国人留学生も一生懸命練習してました。
さまざまな自動吻合器なども実際の手術では使用されます。しかし、手で縫うことは外科医としては基本の基本で、また教科書を読むだけでは決して理解できない奥が深~いものです。
2011年7月28日木曜日
医学生が病院見学にきた。
先日医学生が見学に来ました。夏休みを利用してでしょうか。消化器外科に見学しに来ていただきとてもうれしかったです。手術室や研究施設をご案内させていただきました。一日二日では紹介しきれなかった感じがいたしますが、見学にきた二人も色々と質問され、自分達の進路について真剣に考えておられました。色々な施設をみて、沢山なやんで良いお医者を目指してください。
短い時間でしたが、生き生きした彼らの目をみて、案内するこちらも気が引き締まる気がいたしました。
見学ご希望の方はどんどん連絡してください。
また、医局説明会もあるようなので、ホームページを参照してください。
暑い夏を乗り切りましょう!
短い時間でしたが、生き生きした彼らの目をみて、案内するこちらも気が引き締まる気がいたしました。
見学ご希望の方はどんどん連絡してください。
また、医局説明会もあるようなので、ホームページを参照してください。
暑い夏を乗り切りましょう!
2011年7月21日木曜日
消化器外科学会
あっというまに、夏になりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。そろそろ新しい生活に慣れてくるころでしょうか。
2011年7月13日~15日の3日間にわたり名古屋国際会議場で開催されました。当科からも数多くの演題が発表されました。学会に参加して、各施設による手術方法や考え方の多様性や手術の工夫、腹腔鏡やロボット手術の報告などを勉強することができました。そして、これまで築かれた外科技術の奥深さと未来への外科の発展性を含め、日本の外科の底力のようなものを感じました。また、夜は夜で先輩、後輩と杯をかわし、ワイワイガヤガヤ楽しく有意義な時を過ごしました。「人生において初心を忘れず」がその夜の結論となった感じがしました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。そろそろ新しい生活に慣れてくるころでしょうか。
今年度の新医局員の先生方にとっては、初めて見ること、初めて聞くこと、初めて経験することが、この数カ月で数多くあった事でしょう。今、辛いことも後になれば全て良い経験となることは、諸先輩方がすでに経験済みです。あせらず勉強しましょう。
さて、今年もこの暑さとともに消化器外科学会の季節がやってきました。2011年7月13日~15日の3日間にわたり名古屋国際会議場で開催されました。当科からも数多くの演題が発表されました。学会に参加して、各施設による手術方法や考え方の多様性や手術の工夫、腹腔鏡やロボット手術の報告などを勉強することができました。そして、これまで築かれた外科技術の奥深さと未来への外科の発展性を含め、日本の外科の底力のようなものを感じました。また、夜は夜で先輩、後輩と杯をかわし、ワイワイガヤガヤ楽しく有意義な時を過ごしました。「人生において初心を忘れず」がその夜の結論となった感じがしました。
会場 |
街の風景 |
2011年7月6日水曜日
新年度
この度の東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様、また、被災地に所縁の深いご関係の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈り申しあげます。
東京女子医大消化器病センターは新年度にあたり、ホームページをリニューアルいたしました。当ブログでは、消化器病センターの日々の出来事を随時、紹介をしてゆきたいとおもいます。 さて、4月に入り我が外科医局に新しい医局員が5人増えました。それぞれ違う場所で、数年間の病院研修をおえた先生方です。めざすところは「消化器外科医」。最初は何が何だかさっぱりわからないと思いますが、がんばって勉強しましょう。
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さる4月9日、期間限定の船医さんになった先生もいます。毎年、医局の先生たちが数ヶ月間、船医として帆船でハワイあたりまで大航海してきます。土産話がたのしみです。
海王丸。よく見ると柱に人が乗ってます。
登檣礼(とうしょうれい、Manning the yards)というようです。この船でハワイに行くのです。
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東京女子医大 消化器外科のブログ
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