2012年7月9日月曜日

Paris・・・・ではりませんが


M M conference  
MorbidityとMortalityのMM、当科では定期的に行っており、
 毎回講演をしてくださる先生をお呼びして行っています

今回のMMカンファレンスのテーマは、
腹腔鏡下腹壁ヘルニア修復術でした。
初めに当科 O医師が症例提示を行いました。
症例は、他院での大腸穿孔に対するHartmann術後に発生した
傍ストマヘルニアと腹壁瘢痕ヘルニアの1例でした。
当院では、鏡視下に手術を行い傍ストマヘルニアに対してはkeyhole法で修復を
行いました。しかし1週間後に傍ストマヘルニアの再発を認め、
鏡視下での再手術でSugerbaker法で修復しました。
再手術後は順調に経過し、外来通院でヘルニアの再発を認めていない
という症例でした。本カンファレンスでは初回手術の方式などが議論の対象
となりました。














続いて東京慈恵会医科大学 外科講師 中林幸夫先生に御講演を頂きました。
中林先生は、本邦における腹腔鏡下ヘルニア修復術のエキスパートです。
腹腔鏡下腹壁(瘢痕)ヘルニア修復術の現状と今後の展望について、
講演を行って頂きました。
腹壁(瘢痕)ヘルニアは、外科医にとってまず避けて通ることのできない疾患です。
今回のカンファレンスのテーマは、温故知新で非常に有益だったと感じました。

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